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富・健康・セレブリティーライフ・美しいフィアンセ・・イタリアの富豪、ジャンルカ・バッキが人生観について語る。
SNSを通じて突然現れた非凡なスター、イタリアの富豪、ジャンルカ・バッキの今まで公表した事がない真の素顔に迫ります。
2016年に起きたソーシャルメディア旋風の真っ只中にいる人だったら、恐らくインスタグラム人気の中から突然現れた非凡なスター、ジャンルカ・バッキ(Gianluca Vacchi)の存在を見逃す事は無いに違いない!
美しいフィアンセ、ジョージア(Giorgia)と共に完璧な振り付けでダンスを披露する“ダンス・カップル”としてファンを魅了していた頃のジャンルカの知名度は、現在の半分以下でした。しかし、今や彼の人気はうなぎ登りで、何と数百万人を超えるフォロワーを獲得する日もそう遠くはないはずです! そこでこのインタビューでは、今まで公表した事がない「秘密のベール」を取り払った、真のジャンルカの素顔に迫ります。
まず、彼の人生そのもの、人生哲学、ワーク・ライフ・バランスを知る事により、華麗なダンスの裏に隠された「ジャンルカ独特の世界観」を垣間見てみます!
富・健康・セレブリティーライフ・美しいフィアンセ、沢山の家族や友達に囲まれた豊かな生活等々、一見すると神から全てを祝福された人生を満喫しているように見えるジャンルカですが、その栄光の陰には日々のたゆみない努力、感謝の心、更に魅力あふれる開放的な知性が見え隠れしている事に気が付きます。数々の新しいプロジェクトに関わり、世界各国でその知名度を増し続けるジャンルカの魅力の鍵は一体何なのでしょうか? その問いかけに対するジャンルカの答えの核心に迫ります。
━━こんにちは、ジャンルカ。本日は私達のインタビュー企画を快くお引き受け頂き、ありがとうございます。昨年の報道によると、何か重い病気に掛かられていたと伺いましたが、今は既に回復なさっているのですか?
ありがとう。お陰様で、今はすっかり元の体調に戻っています。実はある日突然、高熱が出て、翌日直ぐに病院へ行ったのですが、この病気に感染すると72時間以内に40%の人が死に追いやられる危険性があると言う事です。でも、直ぐに病院に駆けつけ、早期の治療を受けたお陰で、今はすっかり元の体調に戻っています。皮肉な事に、この病気に掛かったお蔭で「この世に生を預かり生きて行く事の真の意味」、「生きる証や足跡」、「生きていく過程での人生の因果関係」等について、深淵に触れる事ができ、「生」そのものについて改めて考える機会を与えられたような気がします。ですから私は「今、自分の手中にある時間」を享受し、今までにも増して人生を楽しんで生きています。
━━では、ご自身の生い立ちについて少し語って頂けますか?
父は起業家で、いわゆる中小企業のオーナー、そして無類のスポーツ好きの家庭で育ちました。そうした環境で育ったお蔭で、スポーツを通して手に入れた人生の教訓は数えきれない程ありますが、特にビジネス社会で生き抜く「競争の原理」を身体で学んだ事は今でも私の人生の「宝」として残っています。そして、そうした身体で学んだ知識が現在の会社経営に役立っていると言えます。
実は、私は幼い頃からスキーに夢中な「スキー少年」として育ったんです。18歳で大学に入学し、経済学を専攻、25歳で卒業した後は家業を継ぎ、今でも株主として側面から会社経営に関わっています。その後、1995年に家族経営組織からミラノ証券取引所に上場を果たし、その上場企業では「企業戦略・企画」部門に所属し、「投資関連」部門のヘッドとして会社経営に携わってきました。その部門で仕事をした2~3年の間に株式市場、ビジネス全般について多くを学び、その時の経験は今でも会社経営の手引きとして、私の身体の中に生き残っています。
更に、3年後には起業家として真の自分の限界を試してみたいという強い思いに駆られて、独自の会社を経営する冒険の世界へと旅立つ事になります。その経験の中で学んだ知識は何物にも代え難く、お陰様でそのビジネスも軌道に乗り、成功を収める事が出来ました。
そして2008年に起こったリーマン・ショック後、個人投資事業の危険性を肌で感じた私は結局、家業に戻り、株主として自社の繁栄の為に尽力する事になりました。
━━幼少期は、裕福な家庭環境の下で育ったと伺っていますが…。
中小企業のオーナー家族の庇護の下、経済的にも豊かな中産階級の、いわゆるブルジョワ家族の一員として育ちました。しかし、現在の会社の95%の資産は、私の従兄と共に一代で築いたもので、現在は本社機能の中でも最も重要な戦略部門に籍を置きながら側面から会社経営に貢献しています。
━━ジョージアとのダンスシーンを披露する写真がインスタグラムを通して、あなたを一躍世界のスターに仕立てた訳ですが、その意図や経緯、そして誰が振付師なのか等について少しお話し頂けますか?
僕が表現したかったのは「ダンス」の裏にあるメッセージで、その意味ではダンスはあくまでも僕達の想いを伝える露出の手段だけです! 何故、僕達のダンスシーンに人々が夢中になるかと言うと、そこには「比喩と真実」、「スポーツと遊び心」と言うキーワードがミックスされていて、どちらかと言うと、そうした相反する組み合わせから生まれてくる不思議なエネルギーに多くの人達が魅力を感じているのだと思うよ!「ダンシング・カップル」のアイディアは元々僕が生み出したもので、僕達のダンススタイルはインスタグラムで紹介し始めた3年前から全く変わっていないし、勿論、振付師はいつもジョージア!
━━何故インスタグラムなのですか?
僕は、2013年に既にこのインスタグラムと言うソーシャル・ネットワークに関心があったのだけれど、その当時のユーザーが9,000万人だったのに対して現在では5億人までに増え続けている事実を見ると、僕の直感は当たっていると言えるよね。更に言える事は、インスタグラムは、「伝達速度の速さ」、「わずかのキャプションだけで視覚に訴える分かりやすさ」と言う利点があって、情報社会の中で毎日忙しく生活する現代の若者たちにとって、最も理に叶ったソーシャル・ネットワークだと思うんだ。
━━インターネットを通してセンセーションを巻き起こした事で、あなたの人生は変わりましたか? 更に、もし変わったとしたなら、どのような点で変化を感じていらっしゃいますか?
勿論! ソーシャル・ネットワークを通してセレブリティーと呼ばれるようになった現在と昔の自分のライフスタイルとでは、写真を通して世界中の人達と繋がっていると言う意識を含めて、全ての面で雲泥の違いがあるよ。世界各国から様々な招待を受けたり、道端で声を掛けられてサインをせがまれたりして、何故か自分が若者達の偶像と言う感覚があるんだ! 600万人のフォロワーがいたら、僕のメッセージを通して何かが変わるのは当然の事だと思うし、若者達の悩みの相談を積極的に引き受けたり、本を書いて自分のメッセージを伝えたりと、かなりの時間と労力を若者とのコミュニケーションに割いているんだ。つい最近もフランスとロシアからトークショーイベントに招待されたし、スペインではコスモポリタン誌から賞をもらったり、特にアメリカへはかなりの頻度で行ったり来たりと、僕のライフスタイルに関して言えば、本当に360度の変わり様だと思うよ!
━━ビジネスマンとしてキャリアを積んだあなたがここ数年‟GV Lifestyle”の推進者として活躍している訳ですが、何故そのような流れになったのですか?
‟GV Lifestyle”は、僕の人生の集約のようなものなので、まずは‟GV Lifestyle”が何なのかを説明する事から始めた方が分かりやすいのかもしれないね! まず、肉体的な鍛錬(フィットネス)を目指しながら、且つ株主として常に戦略的なリスクを背負って仕事を遂行しなければならない僕にとって、非常に大きな責任と献身を求められていると言う事を常に自覚する必要がある。そして、この‟GV Lifestyle”哲学の基礎は、人生の質を高めたいと願えば願う程、往々にして常識とは「正反対」の人生選択をするリスクを要求されたりするんだ! 例えば、僕は最初に稼いだ資金を現在住んでいる家を建てる為に全て費やしたけれど、大体はコツコツと貯めた資金で「マイホーム」を手に入れると言うのが一般的なパターンだと思うよ。つまり、僕は常識的なパターンに相反して、自分が稼いだ資金を「将来の人生の質」を手に入れる為に投資したと言う訳! つまり僕の投資の判断は一貫して「いかにして質の高い時間と空間を手に入れるか」と言う考えに基づいているんだ。20年もの長い間ビジネスマンとして生活してきた自分が、後半の人生で全く異なった経験をする事が出来るなんて、とてもラッキーだと思うし、今は毎日刺激的なライフスタイルを楽しんでいるよ!
Interview © Emma Radford/OK! International
Official Instagram: @gianlucavacchi @jogiorgiajo
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後編へ続く・・・