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OK! インタビュー☆ロバート・パティンソン: 『TENET テネット』&『ザ・バットマン』 Vol.3
『トワイライト』以降、しばらく大作映画から遠ざかっていたが、この18ヶ月の間に二大制作会社の作品に関わり、見事に幸運な人生への逆転劇を披露したパティンソン!

limited 2020.07.17

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映画『トワイライト』以降、しばらく大作映画から遠ざかっていたが、この18ヶ月の間に二大制作会社の作品に関わり、見事に幸運な人生への逆転劇を披露したロバート・パティンソン(Robert Pattinson)!


━━『トワイライト』への出演が決まったとき、ハリウッドの大スターになる予感のようなものはありましたか?

実は『トワイライト』の撮影が始まった頃、ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)の本がそんなに人気があるということすら知らなかったんだ。『トワイライト』の監督がキャサリン・ハードウィック(Catherine Hardwicke)で、その彼女が当時絶賛されていた「『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』(原題:Thirteen)や「『ロード・オブ・ドッグタウン』(原題:Lords of Dogtown)のような2本の芸術作品を撮り終えたばかりということもあって、僕はてっきり、どちらかというとインディー映画に出演するものとばかり思っていたんだ。それに、あの当時は、将来自分の人生に何が待ち受けているかなんて、考える余裕もなかったし、全く見当もつかない状態だったし!

だから、撮影が始まった後、10代のファンたちが群れを成して撮影現場の外で一日中僕たちを待ち受けて、キャーキャー騒ぐ姿を見て圧倒されてしまったし、僕にとってはまさに“奇妙で理解しがたいこと”で、正直言って何がなんだか、あまりよく分かっていなかったと思うよ。
そして家族や友達と一緒に『トワイライト』を見に映画館に行ったとき、その騒ぎの大きさに初めて『トワイライト』が何百万人のファンが映画館に駆け付ける全世界ヒット作品になったことを実感したんだ。あの当時はまるで狂気沙汰に感じたけれど、時間が経つにつれて慣れてくるものだし、この仕事をしていると、そうしたファンの狂騒との共存は決して避けて通れない道だからね。


━━有名人になったことへの障害を感じたりすることはありますか?

セルフィーで写真を撮ったり、サインをもらおうとしてホテルの前で待ち構えているファンの人たちが原因で、撮影やインタビューにが遅れたりするのは問題だけれど、でも同時に注目を浴びることで、『トワイライト』に対するファンの愛情を感じることができるし、俳優冥利に尽きると思っているよ。
実際、あの映画がなければ、僕は俳優としてキャリアを積むこともできなかったと思うし、『トワイライト』の経験にはいつも心から感謝しているんだ。


━━異なった種類の映画を通して、さまざま役柄になりきるというのは結構大変な作業だと思いますが、そういった意味で演じることの大変さを感じたりすることはありますか?

多分あると思うけれど、でもむしろそうした状況を楽しんでいると思うし、正直言って今は“俳優業”を大いに楽しんでいるんだ。だって“永遠の子供心”を持ち続けたり、“演じる人生に責任を持つ必要がない”といった独特の楽しみを味わいたい人たちには、完璧な仕事だと思うもの。要するにどんな人生も演じるのは自由勝手というわけだしね(笑)!


━━ご家族のことについて少しお話ししていただけますか?

父親はヨークシャー出身で、70年代にロンドンに移り住んで、タクシー運転手として仕事を始めた後、車販売のディーラーになったんだ。母は契約部門の担当としてモデルエージェンシーで仕事をしていて、今は2人とも引退生活を送っているという経歴。
それからリジー(Lizzy)とヴィクトリア(Victoria)の2人の姉妹がいて1人は歌手、もう1人は広報の仕事をしているよ。僕の仕事柄、お互いに会う機会は少ないけれど、僕たち3人はどんなに忙しくて遠くに離れていてもいつも仲良し3人組なんだ。


━━私生活とスターとしての自分を切り離して考える秘訣についてはどのようにお考えですか? あるいはそれは可能だと思いますか?

現在はほとんどの時間を仕事に費やす生活をしているので、仕事をしていないときの毎日の生活を想像することが難しいんだ(笑) そして、撮影している間は自分が有名であるかどうかなんて全く関係ない! だって、朝5時に起きて、家に戻ったら疲れ切って、ただベッドにもぐり込むというのが現実だから! ただ、スターと呼ばれる身になって1つ発見したことは、数多くのラグジュアリーホテルにはたくさんの贅沢を極めたバスルームがあるということ!

たくさんの人たちが映画を見に行ってくれるのは素晴らしいことだと思うけれど、そこに潜む集団的な熱気や興奮から逃れられないような状況はとても居心地が悪い。
でも、10代からこの仕事を続けているので、熱気に振り回されずにバランスの取れた生活をするための術は心得ているつもり。今はとにかく仕事に集中して、自分が作りたいと思っている映画作りをすることに専念するつもりなんだ。


━━あなたは仕事に冒険を求めて楽しむタイプの俳優ではないかと思いますが、その点についてのご自身への見解はいかがでしょうか?

映画界のビジネスにある程度の成功を収め、知名度を手にした数少ない幸運な俳優として、次のステップでは少しリスクを取ってみたいと思ったのは確か! 『ハイライフ』は“暗黙の近親相姦的なニュアンス”が示唆される場面があったりして、ちょっと物議を醸す映画だと思うけれど、でも僕は今度の映画では、ダンサー役を演じてみたいと思ったりしているんだ。

でも、僕がこういう提案をすると、次に来るエージェントの答えはもう分かっているんだ。「えっ、君がルドルフ・ヌレエフ(Rudolf Nureyev)を演じたいだって? ロバート、君に歴代の名ダンサー役を演じるのは到底無理な話だよ。」でも、僕はそれに対してきっとこう答えると思うんだ。「とにかく9ヶ月間バレーアカデミーで練習する時間をくれないかな? そうしたら、きっと目的を成し遂げることができると思うよ!」
つまり明らかに不可能と思われるアイディアに挑戦することが、僕に刺激を与えてくれるんだ!


━━どのようにして地に足をつけた自分を保っていられるのでしょうか?

“僕は全ての注目が自分に集まっているわけではない”と、いつも自分を戒めているし、セレブリティーと本来の個人としての自分を、分けて考える必要があると思っているんだ。なぜなら拍手喝采を聞いてうぬぼれていると、足元をすくわれることも結構あるからね!(笑)

Interview © WENN
Photo © Nicky Nelson / WENN.com


END.
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