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ミシェル・ウィリアムズ:「愛の対象が必ずしも男性でなくてもよいと思うわ! 」(後編)
シングルマザーとしての苦労、キャリア・ジャスティス、さまざまな人生の紆余曲折を乗り越えて、強く、前向きに生きるミシェル。

limited 2020.03.03

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現地時間2019年9月22日、プライムタイム・エミー賞(Primetime Emmy Awards) リミテッドシリーズ/テレビ映画部門で主演女優賞を獲得したミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)。


しかし、ミシェルは仕事では順調に成功を収める一方、私生活では浮き沈みの激しい経験を繰り返していて、2004年『ブロークバック・マウンテン』(原題:Brokeback Mountain)で共演したヒース・レジャー(Heath Ledger)と恋に落ちたミシェルは、その後マチルダ(Matilda:現在14歳)を授かることになる。
結局、2人は知り合ってから3年後に別れることになるのだが、その5ヶ月後にヒース(28歳)は薬物過剰投与のため、ニューヨークで遺体を発見されている。

そしてマチルダを女手一つで育てることになるのだが、ミシェルはその体験について「シングルマザーとして子供を育てていると、家族を守ってくれる存在がいないことに、時として不安と怖さを感じることがあるのは事実よ。でもマチルダには“パパはきれいに着飾った女優としてのママではなく、一人の人間としての私を心から愛してくれていたのよ。”と言い聞かせるようにしているの。」と語っている。

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現地時間2006年3月5日にカリフォルニア州ハリウッドのコダックシアター(Kodak Theater)で開催された第78回アカデミー賞のレッドカーペットに登場した、俳優の故ヒース・レジャー(写真左)とミシェル。

そして2018年、ミュージシャンのフィル・エルヴァラム(Phil Elverum)と結婚することになったミシェルだが、2人の愛についてミシェルはのちに「彼は私が貫きたいと思う生き方を素直に受け入れてくれる、寛大な愛を私に与えてくれたの。彼と一緒にいると、いつでも自由な自分を感じることができたわ。」と述べている。

残念なことに、2人はその後まもなく和解の下に離婚という道を選択しているが、ミシェルにはそうした一見マイナスと思われる体験も自分の人生の糧としてプラスの体験と受け止める強さがあり、私たちファンは、生まれながらにして自立を人生の第一義に考える、ミシェルの強い一面に魅かれているのかもしれない。

そして、ミッシェルの近況は、演出家のトーマス・カイル(Thomas Kail)氏との婚約、さらに現在2人の赤ちゃんを妊娠しているとミシェルのおめでたいニュースをメディアが2019年の年末ごろに報じている。
さらに現地時間2020年1月19日に開催された全米映画俳優組合賞(SAG)では『Fosse / Verdon』でテレビ映画・リミテッドシリーズ部門の女優賞を受賞したミシェル。

ミシェル・ウィリアムズ・インタビュー

━━10代で親から自立したことについて

15歳になっても、親から独立したくないと思う自分を想像することは私にはできないわ。


━━ヒースとの別れについて

悲しみは川の流れのようなもので、いずれ時間と共に薄れていくものだと思うの。でも、時が経つにつれて懐かしさが積もって、なぜかその想いがますます募ってくることがあるから不思議だと思うわ。


━━ザ・ミートゥー・ムーブメント(The #Me Too movement)について

すでにこの運動はしっかりと地に着いたものとして、世界にも認められるようになったと思うの。
特に、#MeToo がキャッチフレーズとして独り歩きしてくれるようになって、これから先は確実な改革が生れてくるはずよ。少なくとも、私たちの娘が社会に出る頃は、男女の格差もなくなって、きっと全く異なった社会になると信じているわ。

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━━『ドーソンズ・クリーク』に出演したあとの人生について

テレビ撮影が終わったあとは、何か体にシミがついて取れないような違和感があって、自分が新しい角度からいつも見られているという感覚に戸惑いを感じたりしたわ。


━━母親業について

母親になっていなければ、いまだに自分のことについてあれこれ迷っていたでしょうね。マチルダの母親になる前の自分が何をしていたのか、今振り返っても、正直言ってよく分かっていないの。


━━『ドーソンズ・クリーク』の共演者、ビジー・フィリップス(Busy Philipps)について

彼女とは男女を超えて、全てを分かち合うことができる親友愛で結ばれていると自負しているわ。人生の愛の対象が必ずしも男性ではなくてもよいと思うの。


━━自身の結婚観について

私は猫のように家にいることが好きで、家にいて誰かの面倒をみているだけでも幸せを感じることができるの。それに、1人でいることも好きだし、特に寂しいと感じることもないから、ただ誰かと一緒に時間を過ごしたいという気持ちだけで、自分が間違いだと思うような人と結婚することはないと思うわ。


━━ブロードウェイの舞台『キャバレー』(Cabaret)で履いていたシューズについて

このシューズには、なぜか私の自分へのご褒美のような執着があるの。
もし家の中で火事が起きて、「一つだけ持ち出してよいものがあるとすれば、それは何ですが?」と問いかけてみると、躊躇(ちゅうちょ)なく、「きっと少し薄汚れたこのシューズを選ぶと思うわ。」

FEATURE BY MICHELLE GARNETT
PHOTO © Adriana M Barraza / WENN.com
PHOTO © Nikki Nelson / WENN.com
PHOTO © Nicky Nelson WENN.com


END.
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