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カイリー・ミノーグ:30年以上にも渡って世界的に愛されるスター(後編)
乳がんや苦悩を克服し、ポップアイコンとしてさらに輝きが増す51歳のカイリー。

limited 2019.09.10

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乳がんや苦悩を克服し、ポップアイコンとしてさらに輝きが増す51歳のカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)。


そしてさらに多くのヒットが続いたものの、どこか安っぽい80年代がグランジな90年代に変貌したとき、親しみのあるオージーガールはエッジの効いた女性へと成熟した。

彼女はインエクセス(INXS)のリードシンガーのマイケル・ハッチェンス(Michael Hutchence)とデートを始め、彼女は彼について「ダークなバッドボーイで、私は純粋で良い女の子。」と述べていた。
後に彼女は「セックス、愛、食事、音楽、旅行、本、彼は思いつくものは何でも経験したがったの。彼のパートナーとして、私も多くを経験したわ。繊細な人だったら、全神経が刺激を必要とするの。彼は確実に私の中で世界への欲望を呼び起こした。」と話している。

カイリーとマイケルは1991年に破局。その後すぐに、彼はヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)と恋に落ちた。カイリーは絶望し、1997年の彼の急逝から20年以上経った後で「彼は私の心を壊したの。その痛みはしばらく残ったわ。」と語っている。

一方カイリーのキャリアは上昇を続け、2001年のシングル『熱く胸を焦がして』(Can’t Get You Out Of My Head)は、後に2000年からの10年間で最も再生されたレコードとなった。そして3つのブリット・アワード(BRIT Awards)とグラミー(Grammy)賞を獲得する。

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しかし、カイリーが人生で最大の困難に直面したのは、まさに彼女が成功の真っ只中にいるときだった。
2005年に乳がんと診断されたことについて彼女は「医者が私にそう告げたとき、私は言葉が無かったわ。母と父も一緒だった。皆粉々に崩れ落ちたの。」と語っている。

完治をしたものの、彼女は最近、健康上の理由から、将来家族を持つというプランを白紙にしたことを明らかにした。
「診断されたとき私は36歳だった。現実的に、色々と遅いでしょ…そうなる事は当時の私のアジェンダには無かったけれど、全てが変わったの。」と話すカイリー。さらに「もちろんくよくよしたくはないけれど、どんな風だっただろうって考えるわ。」

当時カイリーはフランス人俳優のオリヴィエ・マルティネス(Olivier Martinez)と交際中だったが、2人の4年に渡る交際は2007年に終わりを告げる。その後のスペイン人モデル、アンドレス・ヴェレンコソ(Andrés Velencoso)との交際は5年後の2013年に終了した。

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その後俳優のジョシュア・ザッセ(Joshua Sasse)とTV番組『ギャラヴァント』(原題:Galavant)のセットで出会った彼女。
しかし2人のおとぎ話は長くは続かず、2017年に1年間続いた婚約を解消した。当時の関係を振り返りカイリーは「自分に嘘をついたことを後悔しているわ。“これで大丈夫”って言い聞かせて陽気に踊っていたの。もう2度としないわ。一緒にいて良い気分にさせてくれる人に出会ったの。」と話している。

その人とは、GQのクリエイティブディレクターであるポール・ソロモンズ(Paul Solomons)だ。
2人は2018年2月に共通に友人よって紹介された。カイリーは「うまくいく気がするの。皆からは“彼の話をするときは顔が変わる”って言われるし、本当にそうなの。幸せよ。彼からインスパイアされるし、面白いし、才能のある男性よ。それに実生活で定職についているの! ラブリーよ。」と話す。

2人は、5月28日のカイリーの51歳の誕生日をロマンチックなディナーで度々祝っている。しかし30年以上に渡ってゲームのトップを走ってきている彼女は、ポップ界の王座にあとどれほど留まる予定なのだろうか?

「このショービズ用の腰と膝が従わなくなるまで、あとどれくらい時間があるのかは分からないわ。」と冗談まじりに話していたカイリー。
「“ずっと舞台を踏み続けてきているから、少しスローダウンして”って言いだすでしょうね。」

カイリーが誰をからかおうとしているかは分からないが、彼女のいないステージは想像できない。そしてきっと彼女のファンもそれに同意するということは、どうやら明らかだ。

FEATURE BY ANNA BAILEY
PHOTOS © Becher / WENN.com
PHOTO © WENN.com

END.
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