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OK! INTERVIEW☆ヴィクトリア・ベッカム:“できるだけ多くの世界中の女性にアプローチしたいと思っているわ”(前編)
「私の情熱は音楽ではなくてファッションなの。」と語る、スタイル・アイコンそして、最先端のファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリア。

limited 2019.03.28

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現地時間2018年11月11日、カリフォルニア州ロサンゼルス、サンタモニカで開催された、ピープルズ・チョイス・アワード 2018(People's Choice Awards)のレッドカーペットに登場し、見事ファッションアイコン賞を受賞したヴィクトリア・ベッカム。


スパイス・ガールズ(Spice Girls)、スタイル・アイコンそしてファッションデザイナーと、マスコミ嫌いで驚くほどハンサムな夫として有名なサッカー界の伝説 デビッド(David)以外にも、さらにたくさんのものを手にしていることを実証したヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)。

過去9年間、彼女は競争の激しいファッション業界で着実にブランドを確立し、最先端のデザイナーとして登場した。

彼女の失敗を期待していた皮肉な人たちもいるが、 それどころか彼女は、2014年3800万ユーロ(当時2014年の1ユーロを平均した140円で計算:約53億2,000万円)を得た大胆でエキサイティングなコレクションでファッション界を圧倒した。
ディオール(Dior)やシャネル(Chanel)のようなメジャーレーベルと比較すれば驚異的な金額とはいえないものの、競合の入り混じる業界で成功を目指す人にとっては目覚ましい成果といえる。過去に開催された、秋のニューヨークファッションウィーク(New York Fashion Week Fall/Winter)の彼女のショーでは、流れるような非対称の白とオフホワイトのドレス、バルーンスリーブのネイビーのタートルネックジャンパーにミドルレングススカートをフィーチャーした "抜け感のあるクール"なコレクションで高い評価と称賛を受けた。

彼女の夫であるデビッドと7歳の娘ハーパー(Harper)が、ヴォーグ(Vogue)のアナ・ウィンター(Anna Winter)の隣に座り最前列で慎重に見守る中、ヴィクトリア・ベッカムは彼女のパーソナル・スタイルを洗練されたスタイリッシュなコレクションとして、自身のメディアへの理解を効果的に利用できることに気付き、世界中の有力なファッションリテナーへ通じる扉を開いた。
他の有名人が手掛けるファッションラインが浮かんでは消え去るなかで、ヴィクトリア・ベッカムは業界に留まり続けている。
とある英国の新聞は最近、彼女のメジャープレイヤーとしてのステータスを「21世紀の有名クリエイティブディレクターにおける女教皇」と名づけている。

ヴィクトリアは「私は自分のデザインはお洒落で、ランウェイからそのまま出てきたものであって欲しいの...女性たちがそのまま着られるようなね...それにいつも私が着るものが、多くの女性が望むものとマッチしていることを理解しているわ。モダンであり実用的な仕立ての良い洋服は、女性の気分を良くするの。今の時代の女性はこれまで以上にダイナミックだから、それに対応して、豊かな人生や重要な仕事を持ち、彼女たちのベストを目指したいと思っている女性のニーズを反映したいと考えているわ。」

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ヴィクトリア・ベッカムは自身のビジネスの全ての面に関わる完璧主義者として知られており、スパイス・ガールズを結成させ、90年代後半に彼女たちをスーパースターにした、サイモン・フラー(Simon Fuller)が自宅として使用していた、ロンドン南部のバタシー地区(Battersea)にある4階建ての広々としたオフィスでは100人の従業員を監督している。
2014年には、ベッカムというブランドが一般的なイメージの1つとして認知されたことから、ロンドンの伝説的なドーバー・ストリート(Dover Street)に自身初となるフラッグシップ・アパレルショップをオープンしている。これは、夫であり元マンチェスター・ユナイテッドFC(Manchester United F.C.)、そしてレアル・マドリード(Real Madrid)のミッドフィールダーであったデビッド・ベッカムと共に4人の子供を持つ母親である元ポッシュ・スパイスの生涯の野望の実現となった。

現在44歳の彼女は、才能豊かで尊敬されるファッションデザイナーという、彼女が新たに築いた新しいスターダムに期待を高めており、そのスタイルは、彼女自身の洗練されたミニマルなテイストを反映している。

「私は働く母親だけれど、物事に飛び込んでいけることが好きなの。」と自身の多忙なスケジュールについて語るヴィクトリア。「できるだけ多くの世界中の女性にアプローチしたいと思っているわ...そして美しい服、私が身に着けたいと思う良質の服を作っていきたいの。」

ヴィクトリアは「クライアントが私に期待していることは分かっているから、自分自身のスタイルと結び付いた服を作ろうとしていた。そこから、買い手の要求に応じて進化したいという、自分自身の希望に応えることができるファッションコレクションを作っていったの。」と話す。

ヴィクトリア・ベッカムのレーベルは、夫と元マネージャーのサイモン・フラーの財政支援を受け、ファッション界を席巻し、現在は中国とアジアの市場に広がっている。彼女は最近、よりカジュアルでカラフルな服を着る若い女性を対象に、より若さがあり値段の安いライン、ヴィクトリア・バイ・ヴィクトリア・ベッカム(Victoria by Victoria Beckham)をスタート。ハンドバッグやサングラス、ジーンズなどのアクセサリーラインでも大成功を収めている。

ヴィクトリアは、「ハンドバッグを作りたかったのは、自分が持ちたいと思うハンドバッグを見つけることができなかったからなの。それに欲しいサングラスも見つけることができなかったから自分でサングラスを作ることにしたのよ。」と話す。

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ヴィクトリア・ベッカムにとっては、デビッドと4人の子供たちの世話をしながら、最新のデザイナーの服を着て贅沢な生活を送り、残りの人生を過ごすことは容易にできたはずだ。しかし、彼女は今も野心に満ちている。 「私は誰からも何も与えてもらわなかったわ」と語るヴィクトリア。 「私はいつも一生懸命に働いていた…。スパイス・ガールズのときは過酷なスケジュールをこなしていたの。もしも仕事がなければ、一日中何をするのか想像もできないわ。」

痩せ型で、約165cmという小柄な体の下には、彼女のファッショニスタとしてのイメージの範囲を超えて自分自身を証明するという不屈の意志と決意が眠っている。彼女は自分の知名度を最大限に活用しているが、自分自身に捕らわれるという誘惑に抵抗した。彼女とデビッド・ベッカムは長い間、世界で最も有名でファッショナブルなカップルとして注目を集めていたが、結婚生活においてスキャンダルの気配はほとんどなかった。中にはイングランド代表の中での成績が不十分なため、彼の功績を批判する人々がいる一方で、ヴィクトリアはメディアからの高い評判を楽しんだという人々もいる。彼の選手としての時代が終わった今、カップルのより有名な方として、ヴィクトリアはデビッドを追い抜くかもしれない。

「スパイス・ガールズは、女性を称えて成功した。」と語るヴィクトリア。
「これこそ私が今日したいと思うことをしている理由なの…。私は女性のために美しくて面白い服やアクセサリーなどを作りたいと思っているわ…もっと大きくなりたいし、絶対に帝国を築きたい。」

「女性の気持ちや、女性がどのように見られたいかというのを理解していると思う」と話す彼女。 「女性と本当に結びつけるの。女性とは非常に相性が良くて…中には良くない人もいるけれどね…(笑顔)私は女性に力を与えたいし、女性に自分の最高のバージョンだと感じて欲しいの。」

これはある意味、ヴィクトリア・ベッカムが世間での注目を浴び、スパイス・ガールズが公の場に登場し、初のシングル『ワナビー』(Wannabe)が世界中の音楽チャートでナンバー1を獲得して以来、彼女を包囲してきた神秘性を維持する自身の驚異的な能力への気付きを強調する大胆な発言だ。

1997年に当時世界のトップサッカー選手、そして世界で最も有名な独身貴族として知られていたデビッド・ベッカムと出会い、その2年後に彼と結婚したヴィクトリアは、世界で最も有名な女性の一人になろうとしていた。遅れて得た彼女のファッションラインの成功と輝かしい評価を受け、ヴィクトリア・ベッカムは、かつてのポップスターとしての過去から離れ、巧みで野心的な女性として、新たな素晴らしいイメージを刻んだ。

INTERVIEW © WENN
PHOTO © Apega / WENN.com
PHOTO © Brian To / WENN.com
PHOTO © WENN.com


後編へ続く・・・。
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