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OK! INTERVIEW☆リリー・ジェームズ:“やっと待ちに待ったそのときが来たか!”(後編)
映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』への出演で絶好調のリリーが語る、“メリル・ストリープ”、“ABBA”、“仕事観”、“亡き父の存在”。

limited 2018.11.23

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映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』への出演で絶好調のリリー・ジェームズ(Lily James)が語る、“メリル・ストリープ”、“ABBA”、“仕事観”、“亡き父の存在”。


━━この映画の中で歌を歌うことで何か新しい解放感を手に入れたとおっしゃっていますが、その点について少しお話ししていただけますか?

実は、既に亡くなっているジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)を映画の中で演じてみたいと思ったことがあるのだけれど、残念ながら、それは既にエイミー・アダムス(Amy Adams)がやってしまっているのよね! だから今回は念願がかなって映画の中で歌手としての役を演じることができて、とても楽しい経験をさせてもらったと思っているの。今回の「マンマ・ミーア」への出演を通して、私にとっていかに音楽が大切であるかを再認識させてもらったことに改めて感謝しているわ。


━━昨年は『ベイビー・ドライバー』(原題:Baby Driver)、『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』(原題:The Exception)、そして今回の『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』などの作品への出演を通して、いわゆる“はまり役”からの脱却に成功なさったのではないかと思いますが、その点に関して、何か開放感のようなものを感じたりしているのでしょうか?

正直言って“やっと待ちに待ったそのときが来たか!”という感じで、“それ以来ずっと窮屈なコルセットを外した解放感”を手に入れたのは確かよ!(笑)あのような作品の中で演技する経験をしたことは本当に幸運だと思っているわ。でもそこだけにあまり強い印象を持ってもらうのも、ちょっと困るかもしれないわね!

でも、俳優という仕事は前もって自分で計画を立てたりするのはほとんど不可能! 全ては待ちの態勢で、ひたすら仕事の話がくるのを待って、そこから自分にとってベストと思う作品を選択していかなければならないの。例えば、「マンマ・ミーア」の続編が制作されること、さらにその作品に私が出演できることなんて全く想像していなかったし、全てはそのときの状況次第というのが、この業界の特徴なの。


━━最近は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」や「ガーンジー島の読書会」など、二作続けて歴史的な作品に出演なさっていますが、このような形で猛スピードで仕事をすることを楽しまれているのでしょうか?

今は仕事を楽しんでいるので、どうしようもないの! だって「ガーンジー島の読書会」はとても心温まる作品で、あの役柄を演じてみたいと思うと、どうしても断ることはできない! もちろん、私生活に影響を及ぼすことを考えると、“もう少しペースダウンしなければいけない”と考えたりすることはあるけれど、でも「マンマ・ミーア」でメリル・ストリープをはじめ、あのきらびやかな顔ぶれの共演者たちとの演技を考えると“このチャンスを逃すことなんて絶対にできない”と思ってしまうのは当然なことだと思わない?


━━ご自分で学習する以外に「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)や「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープのような偉大な先輩役者から学んだ体験について少しお話ししていただけますか?

彼らが今の名声を手に入れることができた、きらめくような“秘密の鍵の数々”をまるで際限なく吸収するスポンジのように些細なことから学ばせてもらったような気がしているの。ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)と共演させてもらったときも“目線で語る無言の演技”を学んだし、とにかく彼らは魅力に溢れていて、圧倒的な存在感を持っている俳優だと思うわ。

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━━まだ少女の頃に「マンマ・ミーア」のオリジナル・ステージ鑑賞しに行かれたと伺っていますが、ブロードウェイには足しげく通ったりしたのでしょうか?

ロンドンに出かけてブロードウェイ・ミュージカルを鑑賞するというのは、毎年私のお誕生日の家族行事だったの。ロンドンから遠い所に住んでいたので、街に出るということは私をはじめ、兄弟のチャーリー(Charlie)やサム(Sam)にとって、とても大きな出来事だったわ!
今でもよく覚えているけれど、まず、中華料理店で家族と一緒の夕食を楽しんでから劇場に向かうというのが毎年お決まりのパターンだったの! 両親は直前までどのミュージカルを鑑賞しに行くかを伝えてくれないので、私にとっては、いつも“驚きに溢れたプレゼント”! その中でも昔から「マンマ・ミーア」は私にとって特別な作品で、何回も足しげく劇場通いをしているのよ!


━━あなたはサリーで生まれ育っていらっしゃいますが、そのことについてはどのように感じていらっしゃるのでしょうか?

新鮮な空気と、時間の流れがゆったりとしたカントリーライフには、都会の生活とは異なる素晴らしさがあると思うの。そうした田舎の良さをたっぷり含んだ学校でリラックスした幼少時代を送ることができたのは、本当に幸運だと思っているわ。今でもバブルに包まれた“淡い夢”のような美しい思い出がいっぱい心の中に残っているの!


━━役者であり、詩人であったお父様のジェームズ氏があなたの人生に与えた影響について少し語っていただけますか? (ちなみに、ジェームズ氏はリリーが演劇学校で学んでいる間に亡くなっている。)

父は私にとって創造的な刺激の源であり、唯一無二の存在なの。小さい頃から父が子供たちのために作ったストーリーを聴くのが大好きで、それはたとえば、“雲が話をしたり”、“太陽が出たり、牛が市場に行くと突然雲が消えてなくなったり”、というような想像力に満ち溢れた本当に面白いストーリー展開なの! いつか時が来たら、そうしたストーリーの一つ一つを全部まとめた本を発行したいと思っているのよ。

とにかく父は限りなく想像力豊かな人で、私にとっては“人生の喜び”や“美しい夢”に満ち溢れた世界を持つ大人になるための“道先案内人”のような存在だったの。私がお芝居に関心を持つようになったのは、きっとその父の教えと、創作ストーリーの影響だと思うわ。


━━幼少の頃から演技への強い想いや、才能に気付かれていたのでしょうか?

子供の頃から歌を歌うことと、ダンスをすることが大好きだったのは確かで、大人になった今でも自宅でお料理をしたり、リラックスしているときは歌を歌ったりしているわ。祖母も父も役者だったし、私もきっと二人の血を継いでいるのだと思うわ。


━━お母さまとは今でも親密な関係を保っていられるのですか?

映画のプロモーションなどで、よく一緒に旅行したりしているわ。仕事や人生で悩みを抱えたり、落ち込んでいるようなときはいつも私を励ましてくれるの。いつどんなときでも私のことを支え続けくれる母がいるということは本当に心強い限りよ!

それに彼女は本当に“聞き上手”な人で、いつも私に異なった観点から問題を解決する方法を示唆してくれるの。文句なく頼ることができる母がいつもそばにいて私を支えてくれるということは、私にとってとても大切なことなの!

INTERVIEW © JANE TAYLOR / FAMOUS
PHOTOS © AMANDA CUNNINGHAM / OK! SYNDICATION


END.
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