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OK! INTERVIEW☆ヘイリー・アトウェル: 映画『プーと大人になった僕』:“全くハリウッド映画らしくない素朴で素晴らしい世界!”(後編)
「幼少期の頃“くまのプーさん”が彼女にとっていかに大切な存在であったか」と、子供の頃を回想するヘイリー!

limited 2018.09.18

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現地時間の2018年の8月5日、イギリス ロンドンのBFI サウスバンク(the BFI Southbank)で開催された、映画『プーと大人になった僕』のヨーロピアン・プレミアム(The European premiere)に登場した、ヘイリー・アトウェル(Hayley Atwell)(写真左)とユアン・マクレガー(Ewan McGregor)。


確かに、映画は絵本のイラストをもとに忠実に再現されていて、プーの声の持ち主は過去30年間、この“愛すべきクマさん”に独特な声を提供し続けている、ジム・カミングス(Jim Cummings)という“お膳立て”で、「ジムの声を耳にした途端に、全てのことに自然な調和を感じたわ! 映画は本の美学に忠実に従った始まりで、ページをめくるごとになんとも言えない“愛しさ”がこみあげてくるのを感じさせてくれるの。そしてそこには、ハリウッド映画のうわべだけのきらびやかさや華やかさとは無関係な、素朴で素晴らしい世界が広がっているの。アニメーション映画にも関わらず、使い古された素朴なテディベアやおもちゃのぬいぐるみの方が、新しくてファンシーなものにも増して人々に愛されているということを実感させてくれるわ。」と自身の映画に対する熱い想いを語るヘイリー!

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さらに、ピーター・カパルディ(Peter Capaldi)、トニー・ジョーンズ(Tony Jones)、ソフィー・オコネドー(Sophie Okonedo)といった、ベテランの声優陣が他の愛すべき動物たちの声の主として名を連ねている。

アトウェルは次のようなコメントも付け加えている。「この映画は大人になってからの生活にのしかかる責任という観念が、いかに“素朴な子供心”と、真の意味での“遊びの楽しさ”を奪ってしまったかということに疑問を呈していると思うの。映画の中では日々の責任に押しつぶされていくクリストファー・ロビンの姿が描かれていて、現実の世界でも、目標を達成するために心の平和と優しさを失っていく人たちが私たちの周りにたくさんいることは事実だと思う。」

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写真左:ジム・カミングス。


「そして映画の中で“何もしないことは不可能なことではないんだ。だって僕は毎日本当に何もしていないよ!”とプーのごく素朴なセリフがあるの。でもこれって、たくさんの人たちの心にふと疑問を投げかけるような言葉だと思わない? 私自身の生活を振り返ってみても、最後に“何もしないで座っている自分”の姿がいつだったかなんて思いもつかないもの! もし、仕事をしないで座っていても、きっと電話で話をしたり、何か他のことをしていたり、とにかく何かに捕らわれている自分の姿しか想像できないわ。そして、こうしたプーの素朴な観念は何もしない世界を楽しむ素晴らしい手段になり得ると思ったりしているのよ! 私は日々の生活の中で“子供心”を失わず、想像力や独創性を生かして、周囲の皆と調和を取るように心掛けているわ。そして、そうした考えは女優として必要不可欠な要素だと思っているの。」

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「でも、個人的にはいつも障害に溢れる現代生活と闘いを強いられていると実感していることは確かよ。そして、心の平安を保つために、気の置けない友達と一緒に、できるだけ自然に囲まれた環境の中でリラックスした時間を過ごすように努力しているわ。さらに私が自分に言い聞かせている教訓は「深くゆっくりとした呼吸をすること」、「“くまのプーさん”のような映画を見ること」、「リラックスさせてくれる音楽を聴くこと」! 日中どこかに行ったり、何かをしたりというシステムから自分を解放してくれる“自分だけの居場所”を持つことが大切なのではないかしら?」

「現代の目まぐるしい生活システムは、まだ社会に出ていない若者たちでさえプレッシャーや責任観念に押し潰される危険性を潜ませている。」と語るアトウェルに、彼女の若いファンの皆へのアドバイスを頼むと、次のような答えが戻ってきた。「背伸びをせずに自分らしさを失わないこと!」

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写真左から:『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター監督(Marc Forster)、ヘイリー、ユアン・マクレガー、ブロント・カーマイケル(Bronte Carmichael)。


「社会に出るということは“何も知らないジャングルに踏み行っていくような怖さがあるけれど、時間を掛けてさまざまな経験を通して学んでいくしかないと思うわ。特に現代社会は「成功への努力」、「生産性」、「達成」、「競争」などの要素が渦巻いていて、皆がインスタグラムを通して自分たちの完璧さを強調したりする時代だから! でも、それが人生の全てではないことは皆が分かっていることだと思うわ。この競争社会の中で身動きが取れないような環境に自分を追い込まないようにすることが何よりも大切!」

「本当に必要で大切なことは“単なる事象”ではなく、目の前、そして私たち自身の心の中にあるのだということを忘れないでほしいわ。そしてこの忠告にはきっとプーも両手を挙げて賛成してくれると思うわよ!」

Interview © The Interview Feed
Photos © Amanda Cunningham / OK! Syndication


END.
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