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スーパーモデルのハディッド・シスターズ - ジジとベラ (後編)
ファッション界に新星の如く現れたジジとベラ・ハディッドが姉妹としての関係、美の秘密、知名度とソーシャル・メディア、将来への不安などについて赤裸々に語る。

  2017.05.18
OKJ-Hadid Bella

妹のベラ・ハディッド。

---美しい写真写りを手にするコツのようなものは?
ジジ:断然、効果的なライティング(照明)だと思うわ。屋内にいるなら窓際を選んで、自然光を上手に利用する事が大切! 戸外の場合は出来るだけ太陽の光の当たる場所を選んで、 でも顔の部分は直接光線を避ける事がコツなの。

---ランウェイを歩く時の気持ちは?
ジジ:最初のデビュー・コレクションの時から、周囲の人達が自分の能力以上に私に期待している目を感じたわ。モデルとしてウォーキングの特訓を受けた 訳でも無いし、とてもプレッシャーを感じたけれど、だからこそ背伸びをしてでも上達しようとしたのだと思うの。まだまだ勉強するべき事は山ほどあって、 完全に自信がある訳では無いけれど、でも今は一流のモデルになる為のチャレンジを楽しんでいる所なの。ランウェイはとてもエキサイティングな自分自身の演出の場だと思うわ。
ベラ:私のお手本はジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)で、今でも彼女のビデオを見てウォーキングの参考にしている位よ! 彼女は私にとって永遠に憧れの的的な存在なの。

---自身が目標とするスタイルについて?
ジジ:ちょっとおかしく聞こえるかも知れないけれど、実はもっと幼い頃は舞台俳優に憧れていたの。だからと言う訳では無いけれど、私はどちらかと言うと、 ファッション・ブログや雑誌を通して自分自身が思い描くファッションを紹介したりするのが大好きで、何故だか分からないけれど、実際にそのファッションを身に 着ける事にはあまり関心がある訳では無いの。勿論、ファッションは大好きで、一生を通してファッションに関わる仕事をしていたいと思うけれど、それを身に着けて ファッションを表現するより、むしろ想像を生かした創り手としての関心の方が強いのかも知れないわ。
ベラ:今までの自分のスタイルを振り返って見ると、そこにはいつも誰にも拘束されない自分らしいスタイルを築いてきたと言う自負があるの。そして、 その根底にはいつも自分の個性を尊重してくれた母の存在があると思うわ。まだ物心もつかないような頃から爪に黒いマニキュアを塗ったり、アイライナーを 引いて楽しんでいる私の好奇心の芽を摘まない母の寛容さが今の私の個性を形作っているのだと思うわ。

---将来の不安について。
ジジ:最初に、いくつかのニューヨークのモデル・エージェンシーに行った時、殆どのエージェントから“まず体重を減らす事が先決”と言う評価を受けて、 その夜は悲嘆に暮れて泣き明かしてしまったのを覚えているわ。でも、その時の母の言葉は“あなたは、ただ行く所を間違えているだけなの。だから、 これから先はただあなたの素晴らしさを理解して受け入れてくれるエージェントを探す事に頭を切り替えましょう。゛と言ってくれたの。
ベラ:人間は皆、基本的に不安を抱えて生きている生き物だと思うの! 周囲の人達は例えば、ヴィクトリア・シークレットで自信満々な表情でランウェイを 歩くスーパーモデルを見て、不安などとは全く縁が無い存在と考えがちだけれど、でもそれは大きな間違いで、どんなに美しいスーパーモデルでも、他の人達 と同様にどこかに不安を抱えて生きているものだと思うわ。

---私生活とメディアからの注目のバランスに関して。
ジジ:私は、ただその日その日、最善を尽くしてシンプルに生きて行くよう、心がけているだけ! 仕事、家族、恋人とそれぞれを自分の頭の中で切り分けて、 全てを混同しないようにする事が大切だと思うの。だってメディアを含めて周囲の人達は華やかな私たちの公の生活だけを好奇の目で見がちだし、 それをそのまま受け入れて、ストレスを抱えたたりする必要は無いと思うわ。1日の仕事を終えて自分の部屋に戻ったら、もうジジ・ハディドを演じる 必要は無いと割り切る事が大切だと思っているの。
ベラ:常に人に見られていると、もう誰にも会いたく無いと思うような事もしばしばあるわ。そんな時は1人で自分の部屋に閉じこもって、人の目を気に しなくて済むような時間を作るようにしているわ。私は元々神経質な性質で、昔はインタビューの前になると心配でイライラしがちになったりした事もあったけれど、 今はそう言う事も徐々に少なくなって来ていると思うわ。

---宗教について。
ベラ:私自身はムスリム(イスラム教徒)である事に誇りを持っているわ。私は、将にダイバースの権化の様な生活環境で育って来ていて、その中で学んだ事は、 人間は皆平等で、お互いを尊重し合い、理解し合う事が大切だと言う事! そして、民族の違いから優しさや思いやりの心を失ってはいけないという事! そうした自分の中にある信条を常に失わないようにする事が自分にとってはとても大切な事だと常に言い聞かせているの。

---将来、女優になる夢について。
ジジ:自分では多分一生に1本か2本の映画に出演するだけと言うのが私の人生計画なの。だから出演するからには素晴らしい作品にしたいと思っているわ!
ベラ:カメラの前に立って演技をすると言う過程は、多分カメラの前でポーズを取って写真撮りをすると言う作業以上に面白い面が沢山ありそうで、 勿論とても関心がある事は確かよ。将来色々な事に挑戦したいと思っているけれど、私は迷信深い方だから、将来の抱負について今はまだ自分の心の中だけにしまっておきたいと思っているの。

---ライム病について・・・。
ジジ:ライム病については虫に噛まれて感染する危険な病気と言うだけで、それ以上の事はまだ余り良く知られていないの。でも病気について世間に公表して、 その病魔と闘っている母とシシー(sissy)の事を心から尊敬しているわ。
ベラ:雑誌の表紙を通して美しく微笑む写真を見ているだけでは陰に隠れた悩みは分からないと思うの。ベッドから起き上がる事が出来ないような骨の痛みや、 頭痛で人前に出て明るい顔を見せなければならない苦しみがどんなものなのか、私には良く分かるの。

---女性のロールモデル的な存在として。
ジジ:自分の幸せが何なのかを常に真剣に問いかけて、その問いかけに正直に生きるという意味では、ロールモデル的な存在になる事を心がけているつもりよ。 ただ、私は何を食べたらよいか、どのような運動をすれば良いのか等、具体的なアドバイスをしたりするつもりは全くなくて、私が自分自身でも実践しているように、 人の忠告にそのまま従うのでは無く、自分で考えて独自の方法を見つけるのがベストと言うのが私の基本的な姿勢なの。
ベラ:私は、しなやかさと強さを兼ね備えた女性が大好きだし、自分がそうした資質を持つ女性である事に誇りを持っているわ。

---仕事上の心情について。
ジジ:常に真の自分を見失う事無く、自分のベストを尽くして行く事で先に何かが見えて来ると信じているし、例え失敗して挫折するような事があっても、 ここは地球の果てでは無くて、明るい明日は必ず又やって来ると確信していく強さを持つように心がけたいと思っているの!
ベラ:同じく常にベストを尽くす事。そして、一歩一歩確実にゴールを定めて目標に向かって生きていきたいと思っているわ。


The interview: Jenny Davis / Hot Features
The photos: Steve Wood / N&S Syndication

END.

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